トガビトノセンリツのネタバレ感想記事です。
この記事を見ている貴方は既にプレイ済みですね?まだという方は是非こちらの紹介記事でどんなアプリかを見てプレイしてください。鈍色のバタフライのネタバレも多少含むので未プレイ方は鈍色からプレイをお願いいたします。
前回と同様にキャラクター達の雑談コーナーも用意しているのでお楽しみください。
余談
私は暴露モード状態で真・エンディングを見たところまでプレイしています。(追加エピソードは未プレイ)
クリア前がこの画面で
クリアするとこの画面に変わります。初プレイ時…高2の時は2週目の暴露モードを見ずに終わったので新鮮な気持ちで2週目を楽しめました。
前回の鈍色のバタフライネタバレ記事を見てくれた方なら分かると思いますが『2chのネタバレ爆弾』トガビトノセンリツもその黒幕ネタバレを食らっていました。
ただ千鶴って文字を視界がギリギリで捉えてなかったみたいで七緒が黒幕だと思ってずっとプレイしていました。なので死んだと思っていた千鶴がヒョコヒョコ出てきたときはビックリしましたね。
ストーリー・結末について
生存者
和馬、くるみ、蓮
死亡者
彩音、悠、征史郎、みこと(革命前殺人鬼)、亮也、エレナ(革命後殺人鬼)、七緒(内通者)、千鶴(黒幕)
一本道のストーリーで別のルートはないのでどの選択肢を選んでも3人しか生き残りません。
ざっくりとおさらいすると
3日目までは殺人鬼が動かず平和。
4日目の第一被害者である彩音先輩が亮也に殺されてから畳みかけるようにストーリーが進行していきます。
部屋割りの方法が複雑で、被害者は出ないだろうけど毎回ドキドキしながらプレイしていました。
次の展開が気になるストーリーですが、エンディングは好きじゃないです。
そうです。管弦部の顧問である千鶴先生、彼女が黒幕でした。
最初に『死刑囚』として電気椅子で殺された…人物は彼女のダミーで千鶴本人が殺されたと思わせるように原型を留めないほどの高電圧を浴びせ死亡させました。
しかし黒幕である千鶴の設定が無理やりすぎたかなと思います。
水商売で1億稼いで、その後に教師として働き、ペットと呼ばれる部下がこんなに沢山いるのが不思議です。
どんな犠牲を払っても。どんな罪を犯しても。この女だけは『絶対に殺してやる』
千鶴にプリズナーゲームの全貌を伝えられ、和馬は死んだ仲間たちの仇を取るため、彼女の計画するデスゲームに自ら飲まれていきます。
最終的にデスゲームを開催する資金が尽きたので、和馬とじゃんけんで勝負しようという話になり、和馬が勝ったので褒美として首をあげました。
あっさりしすぎですよね?
このエンディングはもうちょっとどうにかならなかったんですかね…。個人的にですけど、デスゲーム作品トップクラスの糞エンディングですね。一応しっかりと黒幕を暴いて、倒してデスゲームらしいエンディングのではあるんですけど。
じゃんけんですよ?じゃんけん。
和馬は千鶴を殺害して目的を達成しましたが、その間に何度もデスゲームを行なって関係ない人を見殺しにしています。
復讐心に囚われた和馬が千鶴を殺すためだけに挑んだデスゲームってやつを見てみたかったです。
私なら絶対に恨んでるかな!
ざっくりとトガビトノセンリツについてまとめると
・主人公、蓮、くるみの3人しか生き残らない後味悪いエンディング。
・デスゲーム会場は旧陸軍の秘密基地で予算は1億円未満。
・蓮とみことに関係する呪いの音楽『トガビトノセンリツ』は千鶴が出会った薬『咎人の戦慄』からつけられている。
・千鶴のスペックは色々とおかしい。
・ダミーとして殺された2人の執行人が不憫。
今回の千鶴の件もそうですが
目の前で確実に死ぬ瞬間を見る、または死体がその人物だと身元が確認できる場合以外は大体生きてるんですよね。
それを分かってしまった現在、このトガビトノセンリツをプレイしていたら死体が1人だけ彼女本人だと断定できない千鶴が首謀者だとすぐに気づいてたと思われます。
キャラクターについて
和馬について
殺す側も覚悟しろよ
そいつを自分の手で殺す、血の臭いがする自分の手と一生付き合っていく覚悟を。
今作の主人公。
当時は何も思わなかったですが、今見ると言動が不良を気取ってて痛々しいです。
不良キャラですが基本的に冷静で征史郎や七緒ほどではないものの頭がキレて行動力もある。
そして登場する女性キャラクター4人から好意を寄せられていて、千鶴にもイイ男とキスされていてまぁモテまくりです。その女性陣の中には私一推しのくるみも入っています。
非モテはデスゲーム主人公になれないのだ!
蓮の罰である電圧を一緒に受けるなど男前すぎる一面がありますが、これは誰かの特別な存在になりたいという理由から起きた行動です。
プリズナーゲームの最中に和馬がみことのことを本気で異性として好きだったかは分かりませんが、もしみことが生きていて彼女の提案通りにデートをしていたなら意外とお似合いなカップルが誕生していたかもしれません。
さっきボロクソに言ったエンディングですが、その前の和馬の『絶対に殺してやる』のシーンは気に入ってます。
なんだかんだいってカッコいいし、弱みもある、良いデスゲームの主人公だと思います。
くるみについて
あなたのこと、ほんとに信用できると思ったら、教えてあげる。
だから、くるみを守ってねっ。
今作のヒロインの1人。
小学5年生、11歳の女の子です。
一人称が自分の名前で子供っぽいのに、どこかミステリアスで大人びています。
彼女は唯一管弦部に全く関わりのない人物です。
チキン野郎!のシーンを暴露モードありでも特に千鶴の台詞がなかったのでくるみはたまたまプリズナーゲームに参加させられた被害者なのか、千鶴が予め計画していたのかは分かりません。
言動の一つ一つが男心をくすぐる女だなーと思いながらプレイしていました。
デスゲームにおけるこういうミステリアス系のヒロインは本当にたまんないです。
普段のつーんとした態度、思わせぶりな態度、小5らしい少し疎い性知識と可愛らしい駄々こね。全てストライクでした。
ストーリー後半では自分が勝利できるタイミングをわざわざ捨てて、殺人鬼に自白を促すシーンがあります。彼女は本当に小学生なんでしょうか。
2週目のラスト時点で4年経ってるので中3になっていますが、和馬は21なので手を出したら普通に犯罪になります。
正直胸がどうこうより身長がどのぐらいかを書いて欲しかったです。意外と162〜4とかで結構高かったら萌えます。
蓮について
私は臆病ですから、思ったんです。
人を殺すぐらいならもう自分が死んでもいいやって。
人気投票1位の圧倒的ヒロイン力を誇るキャラクター。
最初にプレイした時はなんとも思いませんでしたが、改めてプレイすると可愛らしくてこりゃ人気出るなってキャラでした。
彼女はさっき説明した死んでる…と見せかけて実は生きていたキャラクターです。
千鶴が広めたトガビトノセンリツをみことにかけた張本人。
そしてその呪いのせいか奇妙にもみことは両親を事故で亡くしています。
ある選択肢でトガビトノセンリツを歌うを選択すると
蓮が首を吊り自殺、それを見た和馬が発狂して蓮の死体をぐちゃぐちゃにして、
七緒に見つかり『死ね外道』と言われ殺される狂気の極みのようなエンディングを見れます。
彼女は小学生時代にみことに酷いいじめを受けていたみたいですが、みことは蓮を虐めていたことを暴露モードでも触れてなかったしおそらく忘れてるんですね。でも虐められてた側の蓮はしっかりと覚えている…。
BLが好きらしく、和馬と征史郎の連れションですら妄想してしまう重症。
千鶴に奪われてないか和馬の貞操を気にしたりと実はまぁまぁ変態なんでしょうか?
こういう変態キャラ的なところも人気の理由なんでしょうね。
…一番それっぽいジュンナちゃんに質問。俺と眼鏡の連れションで興奮するか?
(一番それっぽいってなによ。)
僕は男色じゃないんだけどなぁ。
アプまとキャラクター雑談コーナー!
お題に合わせてキャラクター達が会話していくコーナーです。
鈍色のバタフライに続き、第2回目。
好きな男子の裸を見てみたい?
みことは和馬の上半身を見て…
好きな男子ってのが重要ですよぉ!
興味ないわ。
下は履いてて欲しい。
キスって女の子同士でするものなの?
身長差も13cmでいい感じだし!
みことについてどう思う?
蓮を虐めた過去は許せませんが…。
だから髪の毛触らして欲しい。
いや?違うよ?浮気とかするわけないだろ!
悠についてどう思う?
プリズナーゲームが行われなくてもいつか和馬を刺しそうね。
悠が処刑されて…蓮が死ななくてよかったっていうシーンが印象に残ってる。
自分に似てるキャラは?
…彼は根は真面目っぽいからそこは違うけどね。
もし殺人鬼になってしまったらどうする?
でも一瞬で死ねる銃がいい。包丁は痛そうでヤダな…。
そして1日目で殺さなかった看守がチクって処刑されて終わりか…。
けどその後に毎晩殺人はできないと思う…。
…できれば好きな子は最後の方に残したいよね。
運営にデカいダメージを与えて死ぬ方法はないものか…。
まとめ
・生存者3人のビターエンド。
・千鶴への宣戦布告シーンは燃えるがエンディングはあっさりとしている。
・最初に死んだキャラや死ぬ瞬間を見ていないキャラは実は生きている可能性がある。
・デスゲームあるある、主人公がとにかくモテる。
・くるみちゃん可愛い。
序盤のグダクダとじゃんけんエンディング以外は高水準なデスゲーム作品だと思います。因みにキャラデザは『トキシユリコ』さんという方で黒の令達と同じキャラデザです。
くるみちゃんかわいい
くるみちゃんはかわいい