今回は
「真かまいたちの夜 11人目の訪問者」を紹介していきます。
かまいたちの夜という単語に聞き覚えのある方、ミステリーものが好きな方。
面白いので期待してください。
真かまいたちの夜 11人目の訪問者とは?
『真かまいたちの夜 11人目の訪問者』は2011年12月17日にチュンソフトから発売された PlayStation 3版およびPlayStation Vitaのミステリーノベルゲームソフトです。
主人公「坂巻快人」は作品の取材のため、妖怪伝説が数多く残る岩手県遠野市にあるペンション「ブラウニー」へ訪れます。
予定宿泊客が10人のはずのブラウニーに、なぜか11人訪れている不可解な状況の中、「今夜7時のサプライズ・パーティーをお楽しみに」というメッセージカードが宿泊客たちの部屋に置かれていた。そして7時になると、宿泊客の一人の赤城恵美が、男性用の露天風呂で死体となって発見される。さらには、猛烈な吹雪と雪崩によりペンションへの道が閉ざされ、脱出はおろか警察さえも介入できないクローズド・サークルと化してしまう。
そんな極限状態の中、快人は事件の真相を探り始めます。
『かまいたちの夜』シリーズの第4作で雰囲気は第1作と似ています。
私は2作と3作は未プレイですが。
イベントシーンのみボイスありです。
進め方
ノベルゲームなので文章を読み進めていきます。
オートモード、ログもあり標準装備は揃っています。
選択肢
選択肢の先にまた選択肢があり、シナリオが複雑に絡み合っています。
終盤の推理パートは選択肢のオンパレードです。
1度選んだ選択肢は黒くなるので分かりやすいです。
分岐に影響しないキャラクターの反応が変わるだけの選択肢もあります。
フローチャート
長編分岐ノベルゲームにはほぼ必須のこのシステム。
わざわざ選択肢の前でセーブをしなくてもここから選択肢に簡単に飛べます。
エンディング
サイドシナリオを含めたエンディングは61種類あります。
メインシナリオだけでも10種類はあるのでかなりのボリュームです。
…と言いたいところですが
メインシナリオだけだとプレイ時間は多く見積もっても4時間でした。
サイドシナリオ
メインシナリオをクリアして2chのスレを見てたらサイドシナリオのネタバレが書かれているレスを見つけ途中でプレイをやめました。
犯人、黒幕が分かっている状態ではプレイするモチベーションが保てません…。
特に「-鎌鼬の夜編-」は面白そうだったのに…当時はかなり落ち込みました。
やっぱり全シナリオ見てからじゃないとダメですね。
勿論ここでは犯人の名前は言いません。
本編をTRUE ENDでクリアすればプレイ可能なので貴方の目で確かめてください。
ちょっとネタバレ
今作の犯人は1作の犯人よりも感情移入できる。動機もまだ分からなくはないです。
因みに赤城恵美以外の犠牲者が出た段階でもうどう転んでもBAD ENDコースです。
例え途中で真犯人が分かっていてもです。
犠牲者が出る前の選択肢にフローチャートから戻り、事件が起こる前に犯人を問い詰めましょう。
みなごろしのエンディングは緊張感があって好きです。
死んでる…から実は生きてました系の犯人はちょっとズルイとは思いますが嫌いではないです。
まとめ
・緊張感のあるミステリーノベル。
・イベントシーンではボイスあり。
・フローチャート機能で快適に進められる。
・メインシナリオ以外にもサイドシナリオが豊富。
・ネタバレには気をつけよう。
私はゲオで1980円で買いましたがAmazonなどで2000代で新品、1000円代で中古が売ってますね。
発売から8年以上も経ってるので安くもなりますよね。
グロ要素はないです。
文章としての表現はありますがグロ画像が表示されたりはしません。
安心して本格ミステリーとしてお楽しみいただけます。