今回は「死神探偵少女」を紹介していきます。懐かしい夢から目覚めると見知らぬ館の一室にいた主人公。彼女は何故か過去の記憶が抜け落ちていて…
そして自分の濡れ衣を払拭するため、真の死神を暴くため主人公は立ち向かっていきます。
死神探偵少女とは?
「死神探偵少女」は2018年9月26日にcretia studioによって制作された謎解きミステリーノベルアプリです。死神の館で行われる投票が命を左右する狂気のデスゲーム。死体の第一発見者となってしまった記憶喪失の主人公を操り、館内を探索しながら証拠と推理で真実を暴き、失われた記憶を取り戻せ!
ストーリー・アプリの流れ
長い眠りから目覚めた主人公は死体と同室、さらに凶器である注射器は自分のポケットにあり、記憶喪失なために無実証明が難しいという状況から始まります。
読み進めていくノベルパートと調べたい箇所をタップして操作する捜査パートを交互に進めてストーリーが進行していきます。
この館でのデスゲームのルールとして、5人の集められた男女のうち1人は『死神』といって黒幕側の人間なんです。
死神は2つの注射器を凶器として所持しており、1つは『命を奪う薬』もう1つは『記憶を奪う薬』です。
そしてこの注射器を使い5人のうちの誰かが死神して他プレイヤーを殺害し、その後の投票で犯人だと思う人物を決め、館に置いて他のプレイヤーは脱出できるというルールになります。
捜査パートではマップから選択してエリアに行き来します。そして気になるところをタップして調べたりキャラに話しかけたりします。どこを調べれば分からない場合は広告視聴してヒントを見れます。
捜査パート終了後には誰が死神なのかを決める裁判が行われます。キャラは主人公を疑ってくるのでその相手の矛盾に証拠を突きつけていきます。
また違う証拠を突きつけるとライフが減り全てなくなるとゲームオーバーとなりライフが回復するか、広告を視聴するまでプレイできません。
まとめ
エンディングは選択肢で分岐する3種類です。登場キャラが少なく探索する範囲も狭いのですが2時間程度のボリュームはあります。私はこういう犯人を探す系のデスゲームジャンルが好きなのですが、頭が固く推理能力がないためストーリー後半になるまで全く犯人が分かりませんでした。
ネタバレ・気になった点
広告が多くストーリークリアまで20回程度強制的に広告が流れるのは機内モードプレイで消える筈なので特に気にならないのですがデスゲームモノで1番大事な黒幕について有耶無耶で終わりました。No.9の正体は何者なのか、どういった手段で誘拐したのか、この会場はどこなのかなど何も説明がないままなのが残念です…。
とはいえ誰も憎めないような切ないストーリーとキャラ同士のやり取りや推理要素自体は面白いのでと登場キャラを増やして本格的なデスゲーム作品を作ってほしいと思ってます。